
こんにちは。ゆきっぺ(@yukippe_pp)です
今回は藤田 田さんの「ユダヤの商法」をレビューしたいと思います。
ユダヤ人は過去4000年にも渡って迫害され続けてきた人種です。
そんな彼らは金融を極めることで、今まで生き延びてきました。
この本でユダヤ商法を学ぶことで、資産形成で有利になります
お金好きの人、必見ですよ!
こんな方におすすめ
- お金が大好きな人
- ユダヤ人が何を考えているのかを知りたい
- 副業ブログを始めたばかりで、ビジネスについて学びたい
なぜユダヤ人の商法?
ユダヤ人は数千年にも渡って迫害され続けてきた人種です。
世界を転々とし続けてきたので母国を持つことが出来ず、場所を必要とするような商売をすることが出来ませんでした。
そんな中どうやって生き延びてきたのかというと、金融業を行うことで生計を立ててきました。
いつしか金融業界を牛耳るようになり、今では多くのユダヤ人が金融に限らず世界中の大企業のトップになっています。
Google創業者のラリー・ペイジ、Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグ、Bloombergの創設者マイケル・ブルームバーグ、映画監督のスティーブン・スピルバーグなど・・
ユダヤ人の人口は多くないものの、著名人が非常に多く、富豪も多いのです。

著者について
本作を書いたのは藤田 田(デン)さんという方です。
1926年 大阪出身 東大卒のエリートです。
今の若い世代にはあまり知られていませんが、経営者としてかなりやり手の方で、マクドナルドやトイザらスを日本に持ち込んで展開しました。
つまり日本マクドナルドの創業者です。
残念ながら2004年に逝去してしまいましたが、藤田さんが記した本は度々復刊されて、今でも幅広い人に読まれています。

要約

78:22の法則
世の中には「78:22の法則」というものがあります。
これは宇宙の大法則で、あらゆるものに当てはまります。
例えば、空気中の成分が窒素78に対して酸素等が22の割合であることや、人間の体が水分が78、その他の物質が22の割合になっていることなどがあります。
ユダヤ人の儲けの商法もこれに当てはまります。
例えば日本だと、一般市民が持っているお金を22とすれば、わずか20万人足らずのお金持ちが78の割合でお金を持っています。

ユダヤ人は78(お金持ち)の方を狙ってビジネスをすることで、絶対に損をしないようにしているのです
女と口を狙え
ユダヤ商法4000年の公理なのですが、「女と口を狙え」という言葉があります。
「女」については、儲けようとするならば、女を攻撃し、女の持っている金を奪えというものです。
「口」については、口に入れるものを取り扱う商売は凡人以下でもできる商売と言っています。
これには本の中できちんと理由も説明されています。

判断の基礎は外国語だ
ユダヤ人と商売をしてみて、まず驚かされるのは彼らの判断の速さと確かさです。
ユダヤ人は最低2ヶ国語はマスターしています。
母国語でものを考えながら、同時に外国語でもものを考えていて、違った角度から幅広く理解ができるので、国際商人として大変な強みを持っています。
金儲けをするなら、せめて英語くらいは自由にあやつってほしいと藤田さんははっきり述べています。
「日本語は世界で最も難しいといわれている。そんな日本人が、簡単な言語の英語ですらしゃべれないのは不思議だ」だって。

お金持ちになりたいなら、ユダヤ商法を学ぶべし!
藤田さんは東大に入る前にお父様を亡くしてしまったので、学費も生活費も自分自身で稼ぎ出しました
その生活を通じて、「ユダヤ商法」を学び、卒業後もユダヤ商法を実践しながらお金儲けをしてきたそうです。
実際にかなりの実業家になりました。
あとがきに、「お金が欲しい」人はこの本を読みなさい、そしてここに書かれている「ユダヤ商法」を実行してくださいと書いてあります。
私のような副業ブロガーは現在の給料に満足していなくて、楽にお金を増やしたい人ばかりだと思います(失礼)
すべて真似するのは難しいかもしれませんが、この本を読んで「ユダヤ商法」を頭のすみっこに入れておけば、いずれどこかで生きてくるんじゃないかなと思います!